第8章 最初で最後のコンサート⑵
和くんのアイシングの間に、
みんなでそれぞれシャワーを浴びる。
それからホテルに戻る。
アイシングとシャワーを終えた和くんが
マイクロバスに乗り込み、
ホテルに向かう。
みんな疲れてないのかなー。
いつもみたいにまーくんはワチャワチャしてるし。
翔くんは新聞呼んでる。
和くんだけ珍しく、ゲームもやらずに
丸まってる。
その隣に座る私は、
「あだ名決まっちゃいましたけど、
まだ呼び慣れないです…。」
二宮「私は、何でしたっけ?」
「和くん、です。」
二宮「言えたじゃないですか。笑」
うっわー。やられた。くそぅ。
「みゃーちゃん!」
二宮「ばっか。その呼び方はやめなさい!」
「ふふっ。仕返しですよ!笑」
二宮「…やるねー!笑」
気づくとお互いに寝ちゃってました。