• テキストサイズ

ゲロッパっ!

第8章 最初で最後のコンサート⑵




6人「「ありがとうございましたー!!!!!!」」



精一杯おっきく手を振って、

私たちはステージを下りた。


初日は大成功に終わった。



櫻井「ニノ、調子は?」



真っ先に和くんの心配をする翔くん。


そう言うとこ凄いなって思う。



二宮「大丈夫です。そんなに心配要らないですよ!」



この笑顔に騙されそう。


「和くん、ちょっと…。」


ちょいちょい、と呼んで聞いてみる。



「ほんとは痛いですよね?

我慢してるのバレバレです。」

二宮「…には敵わないな。

冷やしてきます。」



そういって、柔らかく微笑むと

アイシングしに行った。


それを横目で見ていたメンバー。



相葉「なんで言わないんだよ。」



松本「あの人は言わないよ。」


櫻井「まだ初日だし、これから長いから

できるだけサポートできるようにしとこう。」



大野「ニノはそういうやつだって、

おいらたちが一番よくわかってるしね。」




「みんな凄いな…。」


大野「いやいや、一番凄いのはちゃんだよ。

よく気付いたね。」



なんでだろ。気付いてしまったんだ。






/ 332ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp