第25章 収束への旅路

『ぁ…、あ…ｯ…』

｢すごいねぇ、名前聞いただけでそんなに泣きそうな顔しちゃうんだ？…そんなにまた乳首硬くして｣

『あ…、…ん…、ふ…っぅ…、！！！！？♡…あ、らめｯ…そこﾂﾝﾂﾝしないれっっ！！！♡』

｢どうして？｣

『そこっ、胸じゃな｢硬くしてるじゃない、乳首｣ら、から胸じゃな…ｯｯい、っ…あｯ…！！、そ、れやらっっ！！！いた、いの…っ…かんじゃらめぇ…ｯ…！！！』

｢…胸？…私は君の胸なんて今、気持ちよくしてあげていないよねぇ？｣

『！！！ご、めんなさ…っ、…』

じゃあ言い直そうか…ここ、硬くなってるけど？

嫌じゃないよね、と有無を言わさないその瞳に捕えられ、小さく、彼の言ったように言い直す。

『…そ、の…下…っ……ちが、うの……乳首、じゃ…ない』

｢そうかい、それはすまないことをした…まだ足りなかったのかい？｣

『！？違っ、…ひ、ｯ！！！！？♡…あ、待ってっ！！待って、ッ！！！！♡吸わな、ッで…優しくしちゃやらあぁぁ！！！！♡♡』

｢嘘ついたから聞いてあげない…っ！｣

『ひぁっ、なんれ！！？♡♡やめｯ、…キちゃう、そ、なされたら…っ、…ちゅうやさ…っあ…ｯｯｯ！！！！？！？♡♡』

とことんにまで胸を優しく扱われて、私が無意識にその名前を口にした途端のこと。
大きな手で…大きな身体で。

私を包み込んで、撫でて、抱きしめた。

｢うん、言えるじゃない…ほら、ちゃんと素直に言いなよ｣

『ぁ、…っ……キ、ス…は…？』

｢今日は我慢。…我慢した方が気持ちよくなれるでしょ？｣

『…、…下は…？…蝶、誰にも手出さなかったの…、凍らせなかった、よ…？…いけない？気持ちよくして、くれない…？』

｢…そっかぁ、我慢したんだね本当に…殺したくなった？｣

こく、と頷く。

｢凍らせたくもなったんだ…傷つけて、痛めつけてやりたかったんだね？｣

また、頷く。

｢…死にたい？｣

『……死んで、いい？…殺してくれる？』

｢だぁめ…“僕”にそんなこと言っていいと思ってるの？｣

『…！…、…ｯ…あ、く趣味…っ……ね、え…待って、この姿勢ダメ…っ、ダメ…！！』


彼の膝の上でうつ伏せにされ、そのまま腰を突き出させられる。
それから、彼は私の衣服に手をかけて、遂にそこをずらして…

｢…可愛いねぇ｣

『…、ぁ…っ』

私の理性を崩し始める。