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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第39章 『大切な日には』 【大野智BD記念】


【ニノ】

「もう、イケるんじゃね?」

松潤が指を抜くと、
ソコは名残惜しそうにキュッとすぼまった。

「じゃ、一番乗り、させてもらおっかなぁ♪」

嬉しそうに、翔ちゃんは再び鞄から四角い箱を持ってきた。

素っ裸で、前を隠しもせず……
の翔ちゃんは、わくわくを隠しきれないのか、軽くステップを踏んだ。

すると、反り返った『さくらいしょう』も、リズミカルに跳ねた。

…………(((^_^;)

目のやり場に困りつつも、
3人はソレに注目してしまう。

まさか、あの『櫻井翔』の
こんな姿を見ることになるなんて…
↑どの『櫻井翔』かな?(^^;

そんなことはお構いなしの翔ちゃんは、
慣れた手つきで箱を開け、
正方形の小袋をひとつ、取り出した。


「智くん…イレて、いい?」
「…うん…ちょっとずつね?」
「おっけ♪」

イチャイチャしてるのは上の二人なのに、
それを目の前で見守る俺たちは、
揃って仲良く、喉をゴクリと唾を飲み込んだ。


………いよいよ、なんだな……


翔ちゃんは、鼻唄でも歌い出す風情で、
胡座をかいたその中心にゴムを装着!

嬉しそうに大野さんの脚の間に移動した。

ボトルから、男性用だという液体を手のひらに出し、滾りに塗りつける。

大野さんは、潤んだ目で、
じっとそれを見つめていた。

「脚、自分で持ってて?」
「…うん…こ、こう?」

大野さんは、素直に自分の太腿を両手で抱え、
脚をグッと左右に広げた。


翔ちゃんは、そのあられもない姿に満足気に微笑むと、ゴムと纏った自身を、
そこに数回擦り付けてから、
尖端をグッと中に押し込んだ。

「んんんっ…」

くぐもった声を出した大野さんは、
反射で上に逃げようとするけど、
それをさせないように、相葉くんが素早く頭の方に回り込んだ。

見事な連係プレイに拍手だ。

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