第39章 『大切な日には』 【大野智BD記念】
………
また少し眺めてから時計を見ると、
6時になろうとしている……
流石に、まだ来ないかな?
……えっと。
先に風呂にでも入っちゃおうかな~
飲むとすぐに寝たくなっちゃうし、
それに、飲み過ぎて帰れないよ~///
なんて言う誰かが、泊まるかもしれないしな(*^^)
そん時に『俺は入ったから、風呂入っていいよ』
って言えるしね。
もし、俺が風呂に入ってる間にニノが来ても、
あ、俺さ~、一番に来れるというニノに、
合鍵渡しているからね♪
勝手に入って来れるだろうし。
することも無いので、
俺は風呂に入った。
いつもよりも念入りに、丁寧に洗って、
お客人を迎える準備をした。
風呂から出て、新しい下着を着た。
礼儀だから…やっぱり///
洗面所の鏡の前、ドライヤーで髪を乾かす。
いつもは自然に任せているけど。
今日は、まだ濡れているうちにニノが来て、
『もう風呂入ったの~?気合入り過ぎじゃない?』
なんて揶揄われても恥ずかしいしさ。
↑いや、実際気合いの塊ですけど…
乾かすついでに、
ブラシでちょっとだけセットしてみた…
………(´・ω・`)
ダメだ!!
こんな髪型してたら、
気合い入ってるの、バレバレじゃん!!
↑何だかんだ、気合い入ってたんだね(^^;
俺は、折角綺麗に整えた髪を、
手でグシャグシャにしてしまった。
パジャマって訳にはいかないから、
真新しい下着に、トレーナーとデニムを着て、
リビングに戻った。
さて……
来るまで何していようかな~?
あ、そうだ!
昨日買った釣りの雑誌、見よ~っと。
ソファーの横のローテ―ブルに置きっぱなしの雑誌を手に取って、パラパラと捲ってみた。
釣り竿の新作と、
新作のルアーに目が行った。