第28章 『抱きしめたい』~松本×相葉~
ウィィ~~ン、という低いモーター音がして、ソイツは、細い身体を卑猥にくねくねと動かした。
( ̄▽ ̄)...止めて///
恥ずかしさで真っ赤になった俺は、潤の手から『紫』を奪い取って電源を切った。
何っ??って顔する潤に手首を掴んで、
「潤...潤のが欲しい...潤ので愛してよ!」
覚悟を決めた俺の目に、潤は優しく笑って抱き寄せてくれた。
「ごめん...悪ふざけが過ぎたよね...雅紀、初めてなのに...こんなの..」
「...じゅん...」
「今度は、俺ので...って、行けるかな?俺..」
潤の言葉で、俺達は揃って潤の脚の間に注目した。
ソレは、ゴムを着けられたまま。
萎えてしまうこともなく、これでもかっ、っていうくらいに天を仰いでそそり立ったままだった。
「...いけ...そう..だね?」
俺がそう言って目を反らすと、潤はさっき転がした『超濃厚』のキャップを再び弾いて、ゴムの上から垂らした。
自分で上下に擦ってから、
「雅紀、行くよ...」
そう言って俺の脚を割り、すっかり解されたソコに狙いを定めると、躊躇うことなく一気に入ってきた。
「...はあっ..きつっ...力、抜ける?」
「...あ、うん...こう、かな...?」
一瞬緩んだのかな?
潤は、一気に奥まで押し込んできた。
「あああああ///」
「雅紀、入ったよ...全部、雅紀の中に...」
「入ったの...?」
「雅紀...俺、嬉しい!...雅紀、大好きだよ!」
潤が俺をきつく抱き締めて興奮気味にそう言った。
そんな潤の姿に...俺はこんな格好で、こんな服着てるけど...感動してしまって...
涙が...零れた。
潤が、その涙を唇で吸い取ってくれた。
「潤...俺も好き...愛してるよ..潤だけだよ!」
イレられたまま、潤に抱き締められて...
ソコはジンジンしてるけど...その痛みと痺れが、
今までで一番の幸せをくれた、そう思った。