第28章 『抱きしめたい』~松本×相葉~
【 雅紀side 】
こんなミニスカートに、この毛は邪魔でしょ?
ってさ。
ニノと翔ちゃんが面白がって剃ってくれちゃったんだよね~...
脛とか、太腿とか、後、じゃじゃ丸の周りも少し残して、綺麗に...
「ということは、裸でやってもらってたんだ?」
「うん...風呂場で...リーダーはそれをずっと笑って見てて...ニノったら..」
「雅紀..」
「えっ??」
潤が急に眉を顰めて怖い顔してて。
俺、なんか怒るようなこと言った?
「あいつ等にさ、あんまし見せんなよ...そんなことされて...剃らなくたってよかったのに」
「でも...」
「嫌なんだよ、雅紀がおもちゃにされてるみたいで!」
......じゅん..
潤の以外な反応に、俺は言葉を失った。
...正直言って、嬉しかった。
そんな風に俺のこと...
「雅紀、俺にだけにして...あいつ等だけじゃないよ~?誰にも見せたくないんだ...だって俺のだもん...」
キュウ~~ン( *´艸`)
何て可愛いんだよ、潤...
俺は思わず、少しだけ唇を尖らせる彼のことを抱き寄せた。
「嬉しい!!そんな風に、俺のこと大切に思ってくれてる事...素直に感動しちゃうよ!!」
「あ、当たり前だろ...雅紀は俺の大切な恋人なんだから...」
あ―――――っ///もう!!
少しだけはみ出してたじゃじゃ丸、今ので完璧に出ちゃったじゃんか――っ///
↑知らんがなっ///(-_-;)
やっぱり潤は可愛い❤
世界中で一番かわいい...❤
そう思った瞬間、急に身体がふわっと浮いて、俺は潤に抱き上げられてて...
「あ、重いから、いいって...」
「いいの!軽いよ♪」
そうにっこり笑った天使のような潤に、俺はベッドまで運ばれて、そこに寝かされた。
「...雅紀...欲しい...」
熱っぽい綺麗な目が、俺をじっと見つめていた。