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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第27章 『番狂わせ狂詩曲』~大野×櫻井~



智くんはその腕を取って自分の身体に回し、俺をぎゅっと抱き締めた。

「ねえ、ゴム持ってる~?」
耳元で囁かれて、俺は思わず智くんの顔を見た。

「生で入れたいとこだけど...翔くんがお腹壊すんだって...だから、ゴムちょうだい?取りあえず、1個...」

取りあえずって!?
俺を殺すつもりなのかよ??

「机の、二番目の引き出し...雑誌の下...」

......なんで、教えてんだ、俺...(-"-)

智くんは、急いで言われた場所から、綺麗なブルーの四角を1つ、取ってきた。


......前の彼女の時の残りだけど。
まさか?自分に使われる日が来るなんて...

取っといてよかったのか?
取っとかなきゃよかったのか??


この期に及んで、どうでもいいことを考え始めた俺の目の前で、
智くんは、はち切れそうな『さとしくん』に、
器用な指捌きで、『うすうす0.01㎝』を装着し、

「いい?」と聞いた。
「よくない...」
「いくよ!」
「おい!俺の意見は無視かよ..んあああっ///」

智くんは、聞こえないような顔して、尖端をソコで2,3度擦ってから、中に入ってきた。

さっきの指とは、比べ物にならないくらいの衝撃で、俺の身体は上に逃げようとして、もう、頭がベッドヘッドに着いていたことに気付く。

「さ、さとしくっ...ちょ、たんまっ」
「だめ、待てない!翔くん、ごめん..」

智くんは一気に奥まで腰を送って、『さとしくん』を突っ込んできた。

謝ったからいいって訳、ない///

「あああああっ///」

焼ける様な痛みと、熱で、もうなんだか、訳が分かんないよ~...ヾ(≧▽≦)ノ

「ああぁ...翔くんの中、あったけぇ~」
智くんはそう言って俺の背中を抱き締めた。


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