第24章 『恋人たちの棲み家』〜相葉×櫻井〜
「あ、でもそんなに長くは、待たせないでね~?」
そう笑った雅紀に、しがみ付いてその身体を引き寄せた。
「...イイよ...俺も欲しいんだ...雅紀が...」
「翔!!...優しくするから...」
そう言った雅紀は、俺の唇に優しくキスをしながら、指を奥までイレ、引き抜いてはまた入れた。
正直今は、違和感しかないけど...
この作業が、雅紀に愛されるための...
雅紀と一つになるための、大切な過程なら...
「雅紀...雅紀...好き...」
嬉しくて...信じられないくらいに幸せで...
俺の様子を見ながら増やされてく指が、
中で探るように動く...
そして、ある一点を掠めたその時、
身体を、感じたことのない電流が流れた。
「あああああっ///」
強張る身体。
俺は雅紀の腕を強く掴んだ。
不安に揺れる俺の目を覗き込んだ雅紀は、
悪戯っぽい笑顔で、
「見つけたよ♪翔のイイトコロ...ここ、気持ちいでしょ~?」
何度も、同じ場所を擦られて、俺の身体は雅紀の指を逃れようとする...
でも、背中と腰をしっかり抱えられていて、
俺はどうすることもできず...
...押し寄せようとしてる波に、身を任すしかなくて。
どうしよう...おかしくなりそうだよ///
こんなの......
初めてで..
「ああっ///雅紀、もう...無理...おかしくなっちゃいそう...」
さっき、雅紀の手に大量に放ったばっかなのに...
もう復活して、透明な雫を零してる...
そんなはしたない自分が、恥ずかしい...
恥ずかしいけど...
気持ちよくて、お尻が変で...
どうしようもないんだよ...