第18章 『HB & MC !!』~相葉×松本~
月曜日。
今日から東京ドームのコンサートだ、
翌日には潤も帰っていったし、
あの日以来だから、なんかさ、ちょっと緊張するよ〜(*^_^*)
....マネージャーの車を降りて、楽屋に行かず、会場を覗いてみる。
「相葉さ〜ん、どこ行くんですか?楽屋はこっちですけど....」
....俺が最初に中を覗くのが、そんな変なことかよ..(-""-;)
まあさ、いつもやんないから、変だろうけど...たまにはさ、俺だってそっちの上がりも確認したっていいだろ〜///
.....えっと...
俺はマネージャーに、先に言ってるように言ってから潤を探した。
えっと.....どの辺かなぁ〜...??
こそこそと潤の姿を探してる俺って、
もう怪しい人と変わんないよ〜...
「..わっ!!」
「わああああっ/////」
不意に後ろから潤に背中を叩かれて、
俺は飛び上がった。
「何だよぉ〜///驚くじゃん!」
「珍しいね、相葉くんが見に来るなんて...」
......そっか、ここでは『相葉くん』、
呼びなんだよね..当たり前か(..)
あんなにラブラブな二日間を過ごしたのに、
もうすっかりメンバーに戻ってる仕事モードの彼に、俺はあからさまにしょんぼりした....みたい...
すると潤は、
俺の手を引いて物陰に連れ込んだ。
「そんな顔すんなよ、雅紀❤」
「え..?あっ、ごめん..」
叱られて項垂れる俺の顎を、
潤の綺麗な指が引き上げて、
チュッっと音を立ててキスをした。
「......」
「今夜、俺んち来いよ♪」
「えっ?いいの??」
ぶっ///
吹き出した潤は、
「分かりやすすぎでしょ♪」と笑った。