第18章 『HB & MC !!』~相葉×松本~
いろいろ片付けて、もう一回シャワーで綺麗になってから、再びリビングでくつろいでいた。
さっきと違って、ソファーに足を投げ出して座る俺に、身体をすっかり預けて凭れ掛かる潤...
その密着度は、もうすっかりラブラブの恋人同士...
夕方、スーパーでひとり、ワイン選んでた俺がさ、
その夜にこんな状況になってるんなんて、想像できたと思う??...できるわけないよ...
天変地異、って、合ってる?
こういう時使うので...
俺は潤のメッシュの髪をさらさらと撫でていた。
「雅紀...俺さ、あんな恰好にされたけど...翔くんたちに感謝してるよ...」
...あんな恰好...(*ノωノ)
俺は、箱から登場した、全裸の潤を思い出して、ちょっとにやけていた。
「今思うとさ、雅紀の部屋に来て、もしかして、女の子でもいて鉢合わせしてたらって思うと、洒落になんねえじゃんなぁ~」
潤はそう笑った。
......そんなこと、ある訳ない..
潤が好きで、潤しか目に入らなくなって、
もう、他に気が行くわけなんかなくて...
それで仕方なく、一人で寂しい誕生日とイブを祝おうって、そう思ってたんだから...
「最高に嬉しいプレゼント貰った...翔くんたちに...あっ...」
「あっ??」
「ケーキと...もう一個のプレゼント...」
すると潤が慌てて振り向いて、
「ダメダメ!!今日はもう無理だから!!」
「えっ??...今日はってことは...別の日なら、いいってこと~?」
俺の言葉に、潤は真っ赤になって、抱えていたクッションに顔を隠して、
「知らない///」
と小さく言った...
......大宮SK...
アレ...使えそうかも...(*ノωノ)