第18章 『HB & MC !!』~相葉×松本~
重なった唇...
絡まった指...
しっ、しっ、心臓が飛び出す///(≧▽≦)
松潤の唇がゆっくり、俺のを啄んで、
俺はなすがままにそれを受けている...
震えが止まらなくなって、
息が止まりそうで...
堪らず俺は唇を離して松潤にしがみついた。
「..松潤...俺...」
「潤!」
「へっ?」
俺の顔を覗き込んで、松潤がもう一回言った。
「潤って呼べよ...雅紀♪♪」
...........
.........
無―理――っ////
真っ赤になって俯く俺に、
「雅紀♪可〜愛い❤」って笑った。
もうずっと、ずうっ〜と前からさ。
俺は松本潤が好きだった。
かっこよくて、キラキラアイドルで、
そのくせコンサートではたくさんのスタッフを動かして演出をする。
何をやらしても完璧に見えて、
その実、ちょっとヘタレで、天然...
まあ、俺に言われたくないだろうけど(^^;
でも、そんなの後からくっつけた言い訳だ。
認めるまで。
好きなんだって、そう受け入れるまで、
ずっと否定してた。
『そんなはずない』
だって、メンバーだし、
男だし、
......叶うわけなんかないし....
だけど。
この気持ち、止めることなんか、
忘れることなんか出来なかった。
でも、隠さなきゃいけないから、
絶対誰にも気付かれちゃいけないって....
なのにさ!
いとも簡単に、思い人の方の向こうから、
飛び越えてくるなんて....