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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第12章 ピスタチオ fromショコラ


「まあ、そうだなあ…俺達は速攻バレたもんな?雅紀」
「うんー、もう隠す暇も無くバレた!」
「ひぇ…」

相葉さんと翔ちゃんが先生にバレたときの話を、何気なく聞いてみたら、俺よりも恥ずかしいバレ方してた。

ちょっと気持ちが軽くなった。

「で?なんでそんなこと聞くの?」
「えっ…いや、その…」

この人達には、まだ何も言ってない。
いつか言わなきゃって思ってるんだけど、タイミングが全く掴めなかった。

今言ってもいいんだけど…
報告するのはやっぱり、二人揃ってしたいなって思うし…

どうやって誤魔化そうかなって思ってたら、バンっと前室のドアが開いた。

潤と大野さんがもつれるように入ってきた。

今日は、嵐だけのスタジオ収録。
前室には俺達嵐しかいない。
マネージャーたちは打ち合わせしてるようだ。

「やめろって!潤っ…」
「ねえねえ聞いてよ!翔くん!相葉さんっ」
「なんだ?」
「どうしたの?」
「こいつら、ついにデキたって!」


「じゅ、じゅーーーーーーんっ」


大野さんの叫び声が前室に響いた。

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