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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第8章 いつも貴方がいた -nosa version-


収録が終わって楽屋で、潤に説教されて…
でも翔さんはどこ吹く風で、逆に潤にヘッドロックを掛けてた。

「なあにすんだよおおおお!翔くんっ…」
「俺の奥さんの手ぇ握るからだっ…」
「それは翔くんがスケベな顔してニノの手を握ってるからだろ!?///」
「なんだと!?俺の顔のどこがスケベなんだ!?(#^ω^)」
「全部だよっ…バカっ…」

ギャーギャー言ってるのを眺めてたら、だいぶん時間が経ってて。

「あの~…そろそろ帰りません?」

もう時間は深夜だった。

「覚えとけよ、潤!」
「知らないよ!絶倫男!」
「んなっ…ブラジルから呪ってやる!」
「知るかっ…ワイルドも地球の裏側じゃマイルドになるんだから、呪いなんて日本に来たらマイルドになってるわ!」
「そりゃ逆だろうが!」

なんで後輩の歌を引き合いに出してるんだ…

「はいはい…翔さん、行きますよ?」
「あ、なんだよ…」

翔さんの荷物を持って、引きずるように楽屋を後にした。

「翔ちゃん、またブラジルだよね?頑張って!」
「頑張ってね~!」

大野さんと相葉さんに見送られて帰路についた。

「なんだよ…潤の野郎…」

助手席でブツブツ言ってる翔さん…かわいい…♡

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