第8章 いつも貴方がいた -nosa version-
収録が終わって楽屋で、潤に説教されて…
でも翔さんはどこ吹く風で、逆に潤にヘッドロックを掛けてた。
「なあにすんだよおおおお!翔くんっ…」
「俺の奥さんの手ぇ握るからだっ…」
「それは翔くんがスケベな顔してニノの手を握ってるからだろ!?///」
「なんだと!?俺の顔のどこがスケベなんだ!?(#^ω^)」
「全部だよっ…バカっ…」
ギャーギャー言ってるのを眺めてたら、だいぶん時間が経ってて。
「あの~…そろそろ帰りません?」
もう時間は深夜だった。
「覚えとけよ、潤!」
「知らないよ!絶倫男!」
「んなっ…ブラジルから呪ってやる!」
「知るかっ…ワイルドも地球の裏側じゃマイルドになるんだから、呪いなんて日本に来たらマイルドになってるわ!」
「そりゃ逆だろうが!」
なんで後輩の歌を引き合いに出してるんだ…
「はいはい…翔さん、行きますよ?」
「あ、なんだよ…」
翔さんの荷物を持って、引きずるように楽屋を後にした。
「翔ちゃん、またブラジルだよね?頑張って!」
「頑張ってね~!」
大野さんと相葉さんに見送られて帰路についた。
「なんだよ…潤の野郎…」
助手席でブツブツ言ってる翔さん…かわいい…♡