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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第8章 いつも貴方がいた -nosa version-


「ねえ…熱いよ…中…翔を待って、熱くてたまらないよ…?」
「ん…あ…ちょっと…待てって…」

額に汗をかきながら、俺を見て翔さんが興奮してる。
嬉しくて、嬉しくて…
手の中の震える分身が、はちきれそう。

自分の出した雫を手に纏わせて、俺は自分の蕾に手を這わせた。

「カズ…自分で触ってるの…?」
「見て…」

身体を折り曲げて、腿の間から手を伸ばしてそこに触れている。

「あ…ん…翔…翔…」
「カズ…」

翔さんの手の動きで、ベッドが揺れる。
ああ…そんな顔して、俺のこと見てたんだね…

「翔すごい…セクシーな顔してる…」
「な、に言ってんだよ…」
「かっこいい…俺の…俺の旦那さん…」
「あっ…やめっ…」

耳たぶを噛んだら、翔さんの身体が跳ねた。

「触ったらだめだろ…おまえ…」

顔がすぐ近くにある。
見つめ合いながら、俺達は互いに快感を貪ってる。

「ああ…翔、俺の中入りたい…?」
「入りたいに…決まってんだろ…」

汗が前髪を伝って、翔さんの額を伝い落ちる。
ああ…翔さんの汗になりたい。
その白くて滑らかな皮膚を伝い落ちたい。

「もっと…俺を欲しがって…」
「これ以上どうやって欲しがれっていうんだよ…」

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