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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第8章 いつも貴方がいた -nosa version-


「お願い…翔…見せて…」

翔さんは俺の顔をじっとみて、諦めたように目を閉じた。
その顔もかっこいい…
なんだか赤面してしまって、枕に顔を埋めた。

「…自分で言っといてなに照れてるの…?」
「だって…」

指が抜けていって、思わず身体が震える。

「今日だけだぞ…」

そう言って翔さんは俺の隣に寝転んだ。
肘枕をして、俺の顔をじっと見る。
右膝を立てて、中心を握りこむとゆっくりと手を動かした。

「翔…」
「ほら…ちゃんと見ろよ…おまえ見て扱いてるんだぞ?」
「あ…」

翔さんの目が、俺を犯すように見てる。
ぞくぞくが背中を這って行って、じっとしてられない。
そんな俺を見て、翔さんは耳元に囁いた。

「ほら…カズも触って…?俺に見せて…?じゃないと俺…」

枕を握りながら左手で自分を握りこむ。
翔さんの顔を見ながら、俺も手を動かした。

「あ…やぁ…も、でちゃう…」
「ん…あ…カズ…すげえかわいい…」
「そんなこと…いわないでぇ…」

翔さんの近くに身体を這わせて、耳元に囁きかける。

「カズの中に…挿れる想像して…?」
「あっ…待ておまえそれ…反則…」

手の動きが早くなって、翔さんの中心から雫がシーツに零れ落ちる。

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