第1章 ミントscene2
「あ…やん…そんなとこ触らないで…」
「こんなとこいいのか…ふ…やらしい身体…」
「いたいっ…おーちゃん、やめて…」
「なんだよ。お前、こういうの翔くんとやってんじゃないの?」
乳首を思いっきり掴んで引っ張ってやった。
痛そう…
「やんっ…違うっ…翔ちゃんはこんなことしないもんっ…」
「じゃあ、いつもどんな風にするんだよ」
「いつも、優しいもんっ…そんな風に触らないもんっ…
ぽろりと雅紀の目から涙が零れ落ちた。
「じゃあ、翔くんに触ってもらう?」
「い、いやだっ!」
もー…
いつまで意地張ってんだよ…
俺は雅紀の首筋に吸い付いた。
痕にならない程度に、強めに吸い上げると雅紀の口から甘い声が聴こえてきた。
「お、ちゃん…俺、そこ弱い…だめ…」
「何、その気になってんだよ」
雅紀はブルっと震えた。
しまった。こういうの好きなんだよな。
あの時の翔くん、こんなかんじだったよな…
俺は雅紀を深くソファに沈めて、足を持ち上げた。
腿の内側に噛み付いてやった。
「いだだだだだ!な、何すんだよぉっ!」
「俺、こういうの好きなんだよな~…」
がぶりがぶりと雅紀の足を噛んでやってたら、ちょっと血が出た。
ごめん…