第4章 ヴェニット
「プレイって…なに…?」
ニノが呆然とした顔で聞いてくる。
「お前が…嫉妬する顔みると…俺たち燃えるの…」
ちゅっとキスをすると、ニノは真っ赤になった。
「せ、セックスがってこと?」
「ん…そう…」
イった衝撃で脱力してると、智が俺の身体に這い登ってきた。
「凄く燃えるんだよ…?和也…」
そう言って俺に深々とキスをしてきた。
ニノに見せつけるように。
「んんっ…さとっふっ…」
いつもより何倍も激しいキスで、息もできなかった。
「雅紀…舌…もっと…」
「ん…智…どうしたの…」
「ホラ…和也…見て…?」
「え?」
ニノをみたら、すっげー嫉妬顔してて。
泣きそうになってた。
「おっ…俺もっ…」
そういうと智に抱きついて、キスを始めた。
俺の目の前で…
ちょっ…俺も混ぜろっ
でも二人のキスはなんだかやらしくて。
ちょっと眺めていたい気分になった。
智のむくむくが俺に当たってる。
俺はそっと握りこんで扱きだした。
「んっ…あ…雅紀っ…」
智の腰が引けていく。
でも唇は離れないで、お互いを貪っている。
智の手が、ニノのを握った。
「あっ…大野さん…出ちゃう…」