第3章 チェリー・ポップ
「ニノ…ほら…俺、お前のなか入った…」
「うん…」
「愛し合ってるよ…?俺たち…」
「うん…嬉しい…翔ちゃん…」
ニノが腕を伸ばして、三人でぎゅっと抱き合った。
智くんが俺にキスしてくる。
その舌の動きはいやらしくて、止めていた腰が思わず動いてしまう。
「んうっ…」
「ごめん…ニノ…智くんのキス気持ちいんだもん…」
「もうちょっと…まって…」
何かを堪えるように、ニノは目を閉じている。
智くんの唇の動きは止まらない。
俺の首筋を通って、胸を弄る。
またちょっと悪い顔をしている。
「智くんっ…だめだって…」
「むふ…だって翔くんかわいいんだもん…」
さっき自分だって相当可愛かったくせに…!
今はいたずらっこみたいな顔して、俺のこと気持よくしようとしてる。
「智…」
ぎゅっと手を掴んで動きを止めた。
そのままその手を智くんの中心に持って行った。
智くんの手で、それを握りこませると一緒に扱きだした。
「あっ…翔くんっ…なにするの…」
「いいだろ…智…もう一回イって?見せて?」
「やっ…やだあっ…」
逃げようとする身体を押さえようとしたけど、ニノに入ってるから動けない。
そしたらニノが俺の手をどけて、智くんを握りこんだ。