第1章 窓際の君【トド松】
彼女と出会ったのは数ヶ月前、僕がスタバァのバイトをしている時にたまたま来たお客さん。
一目惚れだった。
彼女と目が合った瞬間、胸が締め付けられるような感覚と全身がビリビリっとする感じがした。
あぁ、これは恋だなってすぐ分かった。
トド松「あっ‥いらっしゃいませ、ご注文承ります!」
きっと今の僕は顔真っ赤になってるだろうなー。バイトに慣れてきたはずなのに凄い緊張するよー!
「じゃあ‥カフェラテのショートで!」
今まで出会った子達とは比べものにならない位可愛かった。
じっと彼女を見つめていたらふふっと笑われた。
「新人さん?頑張ってね」
彼女はそう言って窓際の席に座った。