• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第64章 らぶぱれーど-悪魔の囁き-


「あー、さとったら…今、何考えたの?」
「えっ…な、なんでもないよっ」
「だってぇ…えっちな顔、してる…」

ぺろっと隣からニノが僕のほっぺを舐めた。

「ち、ちがうもんっ」
「翔くんとえっちしてるとこでも想像しちゃった?」
「ち、ち、ち…」
「んふふ…想像したんだぁ、わっかりやす…」
「に、ニノぉ…」

ニノの部屋はちょっぴり狭くて、後ろに手をつこうとしたらゲームのコントローラが当たってバランスを崩しそうになった。

「あっ…」
「さとっ…」

ニノが僕のこと慌てて抱きとめてくれて、なんとかゲーム機の上に倒れなくて済んだ。

「…このまま練習しちゃおっかな…」
「ええっ…」
「さとのことなら…抱けそう…」
「だっ…だめだよっ…」

ゆっくりとニノの顔が近づいてくる。
ほっぺたを赤く染めて、目がトロンとしてる…
やば…本気のえっち顔だ。

「に、ニノっ…だめだよおっ…」

新婚早々浮気なんてシャレにならないっ…

「むふ…」

ちゅっと唇にキスすると、ニノは僕を解放してくれた。

「やんないよ?ばーか」
「もっ…もおっ…!」

悔しいからニノのこと押し倒し返した。

「ひゃ!?」
「もー…昔からそうやって僕のことからかうんだから…」

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp