第57章 願わくば花の下にて恋死なむ
あとがき
最後まで御覧頂いて、誠にありがとうございました。
この作品は、ヘブンズシュガーⅡの殿堂入りを感謝して企画しました。
大学というものに通ったことのない私に、色々と協力してくれたぽっぷちゃんに感謝いたします。
元々は、もしかしてカズヤの続編をかくことがあるかも…
文系の大学に行っていたお友達はたくさんいるけど、理系の大学生ってどんな生活をしているんだろ??全然わからない…
ってとこからスタートしました。
そこでぽっぷちゃんに白羽の矢を立て、そして取材を申し込み…それに目を通しながら、なにか強烈にお話を書きたくなった。
良いタイミングでヘブシュガⅡが殿堂入りいたしまして…
本当にありがたい…なにか皆様にお返しをしたい。
そして色々教えてくれたぽっぷちゃんにも、お礼がしたい。
ということで、ぽっぷちゃんの大好きな末ズでお話を書くことになりました。
いくつか言葉を貰って、そこからお話を膨らませていく。
最初の数ページを描いた時は、タイトルは違っていました。
全然違うものを描いていたんです。
まさかまさかで、途中で結末をおもいついてしまいまして…
急遽、最初から書き直し。
それと共に、タイトルも見直しました。
扉に書いた一首は、西行の歌です。
私は二宮の恋を終わらせたかった。
それも、自分から。
書き始めて思い描いたのは、愛する人のために身を引く二宮の姿だったのです。
二宮が憧れたのは、二人の姿だった。
だから、二人に幸せになってほしかったんです。
本当は悲恋とかあまり好きじゃない。
読むのは好きだけどw
だから私は、どんなにどろどろしても、あまり悲しい終わり方はしないんだけど…
ある意味では希望のある終わり方にできたと思います。
大人になった二宮くんは、どんな恋をこの先するんでしょうね…
そして松本教授は、何を思ったのか…
ヘブシュガにしては長いお話を書きました。
最後までおつきあいただきありがとうございました。
皆様の応援に感謝の気持ちを込めて…
本当に、ありがとうございました。
のさまじょ
2017.6.6