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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第57章 願わくば花の下にて恋死なむ


こんなこと…
今まで付き合った彼女にしてもらったことはある。

全然違った

もうどうしていいかわからないくらい気持ちよかった

「な…んで…?」

答えないで、俺をぐちゅぐちゅと口に入れ愛撫してる。
その頬に、くっきりと俺の影が映る。
急激な快感に抗えない。

「なんでこんなに気持ちいいの…?」

同じ男だから?

それとも…

「あっ…だめっ…離してっ…」

すぐに限界が来た。
松本教授の頭をぐいっと押すと、素直に離れていった。

「はぁっ…はぁっ…」

荒く息を吐き出すしかない俺を見て、松本教授は微笑んだ。

「手…出して…」
「え…?」

床においてあったダンボールから、教授はワセリンを取り出した。

それを俺の指に取ると、足を広げた。

ちらりと俺の目を覗き込む
その身体から妖艶な炎が見えた気がした

オレンジ色に染まったワンルーム。
妖炎を纏うその姿に、一気に欲情した。

教授の身体に覆いかぶさると、指をそこへ当てた。
他人のこんなところ、初めて触る。

どうしていいかわからなかった。

「触って…撫でて…」

小さな声の導きに、ひたすら指をその襞に這わせた。
ゆっくりゆっくりと、丹念に…

その蕾を、解いていくように…

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