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ヘブンズシュガーⅡ【気象系BL小説】

第26章 遺書





ねえ、聞いてくれる…?

もしも、の話だよ



俺がさ、前触れもなくある日さ


突然死んじゃったら…



あなた、泣くよね


もう、わんわんわんわん…
なっさけない顔してさ


ぷぷ…なんだか想像できる


で、一緒にあそこいけばよかった
こんなことすればよかったって
すっごく後悔して

…自分のこと、責めるんでしょう…?


だからね…


俺の持ってるもの、全部焼いてね?


そうだよ


この身体を焼くときと一緒に…
俺の居た痕跡、全部消して



それからね

俺の身体の灰を…
最後に目一杯抱きしめてさ



あの海へ還してよ





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