第20章 Eternal YOU~白光
「ああっ…櫻井っ…櫻井っ…」
「智様っ…」
「もっと…もっと来てっ…」
同じことを要求してくる…
「櫻井をもっとっ…」
「これ以上は入れないっ…」
「あ…ああ…許してっ…許して和也っ…」
「智様…」
「今は…埋めさせて…櫻井で、埋めさせてえっ…」
泣きながら俺にしがみつく智様は、ずっと和也様に謝っていた。
謝りながらも乱れ、そして何度も絶頂を迎えた。
「この…淫乱…」
「うん…俺…淫乱なんだ…きっと…」
「まだ、こんなにして…いけない人だ」
「櫻井…お願い…」
ぎゅっと私の汗まみれの身体を抱きしめた。
「もっと…繋がりたいの…」
それは…
あの日聞いた…言葉…
「ああああっ…和也っ…和也っ…」
「ああっ…翔っ…愛してるっ…」
「和也っ…愛してるっ…」
「あ…あぁ…翔っ…」
何度も何度も中で弾けた。
それにも飽き足らず、まだ突き上げる。
「翔…お願い…傍に…僕の傍に来て…?」
だらりと垂れ下がった手が、私の首に掛けられる
それは…真っ白な、光―――
【Eternal YOU~白光 END】