第17章 plum wine
「あっ…ああっあっ…潤、イッちゃうっ…」
「いいぜ…俺も、中に出すからなっ…」
「あんっ…いっぱい、いっぱいちょうだいっ…」
「翔っ…愛してるっ」
「潤っ…」
頭が真っ白になるほど気持ち良かった。
「あぁ…あ…」
「翔…翔…好きだよ…」
「潤…愛してる…」
ぎゅうっと抱き合うと、汗で湿った皮膚が密着して、俺達はぴったりとひとつになった。
「潤…離さないでね…?」
「うん…一生、離さないよ…翔…」
「約束ね…?」
「うん」
小指を絡ませて、俺達はゆびきりげんまんした。
「あ…やんっ…」
あんまりゆびきりしてる翔くんが可愛らしくて…
俺はまたおっきした。
「翔…今晩は、寝かさないからなぁっ…!」
「やーんっ…潤のばかぁっ…」
なんて言いながらね…
翔くんはほんっと、えっちしたかったんだろうね…
「潤っ…もうちょっと…」
「翔くん…俺もう…」
「いや…もっと欲しいのぉ…」
朝、もう明るくなってるのに…
俺の上で、まだ翔くんは腰を振ってる。
「潤はなにもしなくていいから…」
なんて言いながら、すっごい腰振って…
あんあんしてる…
結局、小倉さんがテレビに出てくる時間まで俺達は繋がり続けた。
ぐったりしてる翔くんを風呂に入れて、綺麗にしてから二人でベッドに横になった。
「翔…そんなにえっちしたかったら、言ってね…?」
「ほんと…?いいの…?」
「いいよ…こんなに溜めたらダメだよ…?」
「わかった…ねえ…?」
「ん?」
翔くんは恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めた。
「じゃあ、もう一回…」
俺の奥さん、ゼツリンでした。
【END】