第1章 会話を…
おそ松side
目が覚めた
ふっとに目をやる
どうして
どうしては、そんなに顔を真っ赤にして目に涙をためて
俺を見てるの?そんな顔されたら俺
好きになっちゃうよ。
「好き」
いつも優しくて皆に気を配って
自分の意見は、後回しにしちゃってさ。そんな
の事が好き。
変な噂が流れてるらしい。俺が可愛いやらなんやら言うからだと思うけど
でも可愛いから。が。
好きと告げると君は、目にためてた涙をスッと流した。
他にこんなに綺麗に涙を流せる人は、いるのかよ。
長男なので慰めてあげることは、しばしば。
いつもみたいに
いや
いつもより優しく
君の涙を拭う。
あっさりな恋
初恋と呼ぶにはまぁ。ぴったりだ。
『おそ松…君』
震える声で俺の名前を呼ぶ
『私も、好きだよ。』
主人公side
やっぱり優しいなぁおそ松君。
大好き…。
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どこかで
初恋は、叶わないって聞いた事ある
諦めてたし噂なんて信じてなかった
叶ったのは
日常の会話で生まれた
想いから
これからもよろしくね
おそ松君っ!