第8章 7つの針
不思議なビンを見つけた
中に手紙が入ってる
【おそわれた】と書かれていた
字は一見滅茶苦茶でイタズラ書きのよう
でもどこか切迫した感じもする
近くにあった変な形の乗り物に乗る
うわぁ!早いよ!?
ポークビーンよりも快調で快適なんじゃない?!
故障もエンストもしないしね?
ゴミ置場を通り過ぎてトンネルに入る
あれ?ここからはこの
【ちゃぶだい】型の乗り物は通れないや
仕方なく歩く事にする
んん?なんだろう??
このすごぉく、ホンワカした気分
流れてる空気が違うのかなぁ?
通路を抜けた先は…
どこか懐かしい気持ちにさせる村だった
【どせいだに】と、言うらしい
いくつかの家が建っている
ボクはその中の1つへ…………
あぁ!!!ブタマスク!!
ヤストモとヒモへびも捕まっている!!
ブタマスクはボクに気付くとやっぱり
襲いかかって来たんだ!
ギン!行くよ?準備はいいね??
ブタマスクは少し強い
卑怯な攻撃も多いんだ
それにしてもこの
【コワガラセマシーン】って役に立つのかな?
怖い話をしたりイヤな音を立てたりするだけで
ボクはちっとも怖くない
もう昔のボクとも違うしね!
ブタマスク達を倒して
ヤストモとヒモへび、どせいさん を助けたんだ
どせいさんは針の在り処を知っているという
北にある火山の所
急いで行きたいのは山々なんだけど
ボクはやっぱり
【キマイラ研究所】の事が
引っかかっている
ボクの勘なんだけど
そこにはきっとアルやあのおサルさんが
居る気がするんだ