第5章 チチブーの劇場

でも、ヤストモは戸惑っていた
3年前に助けてくれたDCMCのメンバーへの未練
気持ちはわかるよ
3年もの間タメキチとして生きてきたんだ
もし自分がヤストモだって認めたら
その瞬間タメキチと言う人格は
消えてしまうんだからね

でも君はヤストモだ
ボクらには君が必要だ

DCMCのメンバーがある事を提案した
ボクがジャンケスでDCMCのメンバーに
5連勝すればヤストモはボク達と行く
わかった。運命に任せる事にしよう
………。
ボクは一人一人に話を聞いた　
そして…1人…2人…3人………
ボクは勝つ
4人目、そしてリーダー
最後のジャンケス。
………！！！
ボクは勝った。
ヤストモはボクらと行く事になった
アルは着替えてくると言って
外にいたボディーガードを投げ倒して出て行った
前の服に戻したアル
うん、その格好が似合うね
ヤストモを連れボクらが外へ出ようとした時
ライブハウスの中から演奏が聞こえてきた
DCMCからヤストモ…いや……タメキチへの
贈り物。
ボクらは先に行ってるよ
外で待ってる　　
ヤストモはしばらく聴き入っているようだった
………みんなありがとう………　　

演奏を聴き終わったヤストモが出てきた
よし、ウエスさんにハトを飛ばそう　　

ボクらはやっと巡り会えました
ヤストモも元気です
たまごを見つけて
必ず元気な姿で帰るから　　
もう少しだけ待っていて下さい