• テキストサイズ

夢遊宴(ゲームMOTHER)完結

第3章 泥棒アドベンチャー


まずい!!!早くこれを持って逃げなきゃ!
でも…仮にも重要なモノなんだ
下手に動かして罠でもあったりしたら… 
って!!!おい!アル!!!
そんなアッサリ触るな………!
と、言おうとしたときは

もう遅かった………

俺達のいた部屋の床は抜け
まっさかさまに落ちていった
飛び降りるのと落ちるのでは気分が違う
下に何があるんだと思ったら怖くなった
が。
落ちた先は幸いな事に水の中
ほっとするがスグにイヤな予感は
襲ってくる
だって周りは白骨だらけ
下に…水の中に……何かいる???

ざばぁぁあん!!!
大きな波を起こしソイツは現れた
巨大な…ヘビ!!?

怯んでも逃げ場はない
戦うしかない

【けむりだま】で目を潰し
アルの雷のPSIでダメージを与えていく
親父特製の【イカヅチだま】も効果的だ

それにしてアルのPSIは凄い!
攻撃だけじゃなくて回復やアシストまで出来るんだ
アルに助けられ
なんとかオソヘビを退治した

これで本当に一安心………なーんて
甘かった………
イキナリ水が外へ押し出されはじめて……
なんの抵抗も出来ないまま
俺達は水と共に城から追い出されてしまった

オレはここから自分がヤストモで有る事を
忘れる事になってしまう
だから、その間に村を出るとき
ブッチが自慢してた【カネ】の入った袋が消えて
自分が疑われてた事とか
タツマイリの村人達の心が
ブタマスクやその後ろにいる[何者か]に
変えられようとしていた事なんか
知る事が出来なかったんだ
/ 104ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp