• テキストサイズ

僕の視線の先に

第14章 新しい年明け





「…ごめん、お待たせ。」



久しぶりの部のドアを開けた。





「ユウスケ先輩、お久しぶりですっ。」


「ユウスケ先輩、ケガしたんですよね?大丈夫ですか?」


「ユウスケ先輩~」



こんなに寄って来られるのも、
面倒だけど、ちょっと嬉しくて
ちょっと照れ臭い。



「…何?」



ミカがニコニコしながら、
チラシを差し出してきた。



『朗読劇公演』



「え?これ、何?」


僕は、ちょっとびっくりした。



稲葉がもう1枚用紙を出して来た。



『参加用紙』




「ユウスケ先輩、これに一緒に参加してください。」



稲葉は、僕が何も言わないうちに
話し出した。



「隣街の文化ホール主催で、今年初めてやるんですけど、文化祭みたいな感じなんですよ。劇、歌、ダンス、何でもいいみたいです。それに、ユウスケ先輩と参加したいんです。」



稲葉の一言に、周りの部員が頷く。



「ユウスケ先輩、ずっと脚本だったと聞いてます。でも、卒業記念で、思い出として、一緒に参加して欲しいんです。」


ミカも熱意たっぷりだった。


/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp