• テキストサイズ

僕の視線の先に

第1章 桜



3年の校舎に入り
掲示板のクラス発表を
確認した。




「おい、ユウスケ、オレと一緒だ」


いきなり後ろから、
抱きつかれた。






小、中学から腐れ縁のケイタだ。




「またかよ。絶対、先生ワザとだよな。」




「まぁ、そう言うなよ。」
笑いながら、ポンと背中を叩かれた。



ちょっと軽いが、いいヤツだ。
人づきあいに興味ない僕にとって
唯一の友人かもしれない。
先生も、心配してか、
高校入学してから、
ずっとクラスが一緒だ。





マンガを描くのに
人づきあいに興味がないのは
良くない。
唯一、ケイタだけが、
僕がマンガを描くのを
知ってるから、


「今日、保健室でこんな事あったぞ。」


「隣のクラスで、すげぇかわいい子がいてさぁ」


「駅前に出来た文房具屋、マンガ用のペンとか、色々揃ってるぞ。遠くまで買いにいかなくても、よくなったな。」



こんな感じで、色々ネタをくれる。
いいヤツだろ。
ちょっと女好きだけど。



でもいいヤツだ。




/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp