第18章 スポットライト
澤村朗読
~立花は死んでしまった。立花の女房も、
この小さな乳飲み子を残し、死んでしまった。俺は、この赤ん坊を死なせてはいけない。その一心で、赤ん坊を抱いて役所に向かった。そのまま、澤村の戸籍に入籍させ、赤ん坊は、俺の息子になった。~
松崎ナレーション
~そうよ。お母さんは言っていた。ある日、お父さんは、何も相談もしないうちに、全てを済ませていた。私がお母さんのお腹の中にいるのに。お父さんの、そんなとこも、お母さんは好きだ、って、言っていたわ。~
小さな赤ん坊を抱いた澤村にスポットがあたる。