第3章 春ちゃんと菅原先輩
私「ふぁー。お母さんおはよう。」
母「おはよう。朝ごはんできてるわよー。」
私「はーい。いただきます。」
モグモグ
私「あ、お母さん!」
母「急に大声出して何よ?びっくりするじゃない。」
私「お向かいの月島さん知ってる?」
母「知ってるわよー。キレイな奥さんよね。たしかお子さんが2人いるのよね。」
私「へぇー!蛍って兄弟いるんだ。」
母「あら、お友達なの?」
私「うん!昨日気づいたんだけど、同じ学校の隣のクラス!」
母「そーう!知らなかったわ。よかったわね!」
私「うん。蛍が家まで送ってくれたんだけど、実は家が目の前でびっくりしたよー!」
母「優しい子ねぇ。男の子かしら?」
私「うん!蛍はバレー部で背が高いの!」
母「その蛍くんと仲良しなのね。ほら、そろそろ行きなさい。遅刻するわよ?」
私「ほんとだ!行かなきゃ!」
バタバタ
私「行ってきまーす!」
母「行ってらっしゃい。」