夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第4章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)完結
こんなアッサリ!?
期待してたけど期待外れを予想してた私は
戸惑いながらも手を握る
「オレの事は気にしなくていいから
ユックリ寝ろな」
私をベットまでエスコートして
自分は床に腰をおろす
『ん?隣…は?』
「さすがに同じベットで寝るワケには
いかねぇべや!オレはもたれて寝るから」
予想してた通りだけど。ぬか喜びの分
凹み具合はカナリのものだ
このまま誘う?それとも…今日も気持ちを
誤魔化していっそ寝たフリでもしてやろうか
でも…でも、でもさ!
『…は…じめちゃんが隣に寝てくれた方が…
私は…嬉しいんですが!どうですか?』
「………」
え!?無視!?付き合って2年余り
我慢に我慢を重ね
悩みに悩んだ末に放った言葉を
無視ですか!?
『…はじめちゃん?なんで黙って…』
「………」
寝てる?
…バカ。本当にバカなの?
仮にも彼女と密室に二人きりで
彼女が隣で寝たいと言ってるのに
反応無しとか…
本当にバレーにしか関心がないのかな…
もしそうなら…私の進学先…決まっちゃうよ
悩んでた2つはね。
1つ目は私が専攻したい学部のある大学。
これは県外だ。バレー部があるかも微妙だし
2つ目は…まだ決まってない
はじめちゃんが行きたいと言った大学に
一緒に付いて行きたい
幸い成績だけは良いから問題はないけど
私に関心がないなら
付いていく意味はない。
なら…いっその事
離れ離れになった方がマシだ。
『…今日はもう帰るね、オヤスミ』
寝ているはじめちゃんに毛布をかけて
部屋を後にした