第20章 ♤♧♢♡♓七夕特別企画☆詰め合わせ

なんだその理由。
クソ可愛いんだけど。

ま、だけど、だ。

「お前になんかある方が
殴られたりするよりも
痛えから。」　　

お前が居なくなるのが
一番怖ぇって、いつか言ったべ？？

『でもー………』

おぅ。でも。

「ありがとな？心配してくれて」

頭を撫でながらさり気なく
キスをする

『はじめちゃん…こんな所で…
見られてるかも…』

真っ赤な顔でうつむく姫凪

「見られてなきゃいーのか？　
シテぇならさっさと言えよ？」

『え？違う！ヤダ！ダメ！』

「うっせぇぞ？
んな煽るような顔しといて
止めてはきかねぇ」

物陰に引きずり込み
深くキスを落とす