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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第4章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)完結


オマエの期待に全て答えられるような
器用な男にはなれそうにないけど
オレなりのやり方でオマエを
幸せに出来たらと
オレは思ってんだ


岩泉side

オレの頭にあるのバレーの事ばかりで
それ以外はぶっちゃけおざなりで
別にそれが悪い事なんて思ってなかった

彼女でも出来りゃ
何か変わるかもと思った事もあったけど
実際の所、何も変わってない。

「い〜わちゃ〜ん!さぁ!今日も
練習やるよ〜!」

「あ゛?そのポーズなんかウゼェからヤメろ」

両手を広げてエセヴィジュアル系になってる
及川に睨みを利かす

「ヒドイな!そんな殺し屋みたいな目してたら
姫凪ちゃんに振られちゃうぞぉ!」

「彼女に振られたのはオマエだべ?」

「なっ…!なんで岩チャンがその事
知ってんのさ!」

「タケルに聞いた」

「あンのクソガキ!てゆっか!
振られたんじゃないし!振ったんだからね!」

「興味ねぇよ、サッサとアップしろクソ及川」

ブツブツ言う及川のケツを
蹴りあげて練習を始めたけど
さっきの及川の言葉でオレの意識は
姫凪に向く
振られるも何もアイツとは別に。

恋人というよりは友達の延長みたいなもんだ。
中学最後の試合で牛若に負けて
凹んでたオレに姫凪は
優しく声かけてくれて
励ましてくれた

次は絶対勝てる!ってオレより真剣な顔して
力説なんかするもんだから
それから少しずつ少しずつ姫凪が
気になり始めた

卒業式の日姫凪から告白されて
その頃にはオレの気持ちも姫凪と
同じになってたから
オッケーしたものの

高校でもバレーはする。平日も休日も朝も晩も
練習一色なオレには
恋人との時間を楽しむ余裕なんか
モチロンあるわけ無いから

未だ付き合った時から殆ど進展してない
こんなんでアイツは満足なのか?
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