夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第100章 ♡キミに俺に甘く融ける(国見英)819の日 完結
ふわぁ、とワタアメみたいな息が
何度も上がり冷たい空に消えて行く
隣で俺の手を温めるのは
彼女の布施 姫凪。
駆け足で泣き笑いして恋した
俺が唯一我武者らになれる人
その人を連れて青城への道を
歩いてるわけ
なんだけど。
「あ〜…やばい…」
『ん?どうしたの?』
今しがた白鳥沢から奪還して来た
姫凪が
俺を見上げて首を傾げてる
サラリとした髪とか
綺麗な顔とか
自慢(らしい)胸とか
やばいなー…
今からあそこに連れてくんだよなー…
いや、自慢したいって気持ちは
全然変わらねぇんだけど
あの四バカは
彼女命だから良いとして
矢巾さんとか
謎しかない京谷さんとか
なかなかに会わせたくない
面子も結構いるわけで。