第98章 伝えたい想い（東堂尽八）生誕記念　完結

「む…そうだな。
給仕係として…非常識だったな…
スマナイ
紹介してくれた姫凪の顔に
泥を塗る事になってしまった
他のスタッフにも詫びねばならんな」

『いや、そんな落ち込まなくても…
他のスタッフにまでは…』

洗い場で手を洗うオレに
姫凪が慌てて近付いて来る

本当に可愛いヤツだな、オマエは
可愛くて可愛くて

「いや、ならんよ。
それはならんよ、姫凪
だって…」

止まらんよ

『尽八？』

近くなった姫凪の顔に
顔を近付け

「神聖な職場で
劣情をもよおしてしまったんだからな」

チュッと唇を奪った