第97章 ♡二人の一歩目（及川徹）生誕記念　完結

「…参ったね。
かっこ良すぎない？
姫凪のお父さん。
すんごい負けた感…」

姫凪の手を取り直して
部屋への道を再び歩き出す

『でしょ？
世界一大好きだもん！』

ドヤ顔でオレを見上げる姫凪も
なんかとても可愛い

「ふーん？そんなに好きなの？」

可愛いんだけどさ？

『そうだよ！
本当に高校入る前くらいまで
お父さんのお嫁さんになるって
言ってたからねー』

「ふーん？可愛い事言うね〜？
お父さんが世界一なら
及川さんはー？
あと数日で及川さんの
お嫁さんなのに
なんかモニョる〜！！」

姫凪の口から
オレ以外の男の人を
そこまで褒められたら
なーんかねー！