夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第92章 ♡唯一無二(岩泉一)生誕記念 完結
「俺は良いけど
アンタ良いのかよ?
また……」
『だから内緒で!』
「フン…アンタだから
特別聞いてやるよ…
礼は、はずめよ」
笑いながら二人で
去って行く後ろ姿に
昔、封印したハズの
ドロドロが湧き上がって来る
お前、そいつに襲われそうになったの
忘れたんじゃねぇべな?
それに俺に内緒ってなんだ?
内緒で何する気だよ?
ヤバイ。
このままだと
誕生日どころじゃねぇ
問い詰めたいけど
問い詰めたら追い詰める
逃げ場なくして
無茶苦茶しそうだ
前の失敗は正直トラウマ。
平気だと思い込むしかねぇ?
「出来る気しねぇ」
ガリガリと頭を掻いて
止まってた足を進め
屋上に行く約束を
すっかり忘れて教室に戻った