第92章 ♡唯一無二（岩泉一）生誕記念　完結

「えー！？まっつんとかに
声かけちゃった！」

「じゃあ、お前らで飯食ってろ
…マコの…ﾌﾞｯﾌｫｯ！」

いつかのハロウィンの惨劇やら
国見から聞いた泥水コーヒーの
話を思い出して
噴き出すと

「どう言う意味ですか？」

「そりゃ、お前
あの逆奇跡の腕前を思い出したら
笑うしかないだろ…うわっ！
マコ？！スマン！」

「…酷い…
…少しは…マシになったのに…」

振り返ると及川の女の
七瀬マコが恨めしそうに
俺を見上げてる

手には差し入れらしき包みと
ハッピーバースデーと書かれたカード

「おい！泣くなや！
謝ってんべや！
差し入れか？
おお！一足早い
誕プレか？ありがたく…」