夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第89章 ♑桜舞う、散る(木兎光太郎)拍手感謝 完結
過ぎし日
でも、それは運命の日
「木兎ー!バレー部は今日
試合だろ?勝てよー!」
「おう!俺最強!ヘイヘイヘーイ!」
廊下バタバタ走って
名前しか知らない奴と
適当に会話して
体育館に向かってると
「うわ!ごめん!」
女にぶつかった
『気をつけてよ…痛い…!』
不機嫌な声が低い位置から聞こえる
「お前も俺が見えなかったのかー!
こんなデッカイのに!」
ちょっとムッとしちまって
噛み付こうと腰を屈めて
その女の顔を覗き込んだ
『なによ?アンタこそ前見て
走りなさいよ』
なによ?なにって…
そんなの決まってる…
「…好きです!付き合って下さい!」
目が釘付け。