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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結


サクラにアリバイも
頼んでるし…私は…

「遅くなってもうたな。ほな
送るわ…行こうか?」

え…また…
侑士さんは私と一緒に
居たくないですか??
もう、私を望んでくれないの? 

「どないしたん?」

『…ピアス…片一方がない…』

私は侑士さんの部屋に飛び込んだ

「どんな形のん?」

『は…ハートの…です』

「姫凪を送った後で
俺が探しといたるよ?」



『でも…お気に入りで…』

「ほな、見つけたらすぐ
届けたるから、な??」

…侑士さんのバカ…

『いいです…帰りましょう?』

「姫凪?」

侑士さんの声が背中に降りかかる

『ピアス…失くしたなんて…
うそです…』

やっぱり私は子供だ… 

「え…?なんでそんな…」

気付いて欲しくて…

『…たくないから…
帰りたくないから…
嘘ついただけです!』

こんな見え透いた嘘なんか
ついちゃうほど
頭の中は侑士さんで一杯…
振り返って侑士さんを見上げる

きっと真っ赤だろう
はしたないって思われたかも…
そう思うと、涙が出そうになった

『帰ります…!』

居た堪れなくなって駆け出した私の腕を

「チョイ待ち!」

侑士さんに掴まれた
そしてそのまま私は
侑士さんの胸に
抱き寄せられた  

「なんやねん…今日も…
アカンと思ってたのに…」 

侑士さんがキツク私を抱いて
呟いた

『駄目じゃないです…』

私は小さい声で呟いた
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