夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結
「バァカ…風邪うつっぞ…」
枕に顔を押し付けて目をそらす
『んな軟弱じゃないって
それより水分取ってる?
一応色々買ってきたけど…飲めそ?』
ガサガサと袋の擦れる音
「干からびて死ぬかと思ってたとこォ」
『そりゃ、買ってきた甲斐ある!
ベプシ、水、スポドリどれがいー?』
「ベプシ…」
優しくされると泣きそうになる
姫凪に優しくされる
資格なんかねェっての
『起きれる?
ストローも買ってくれば良かったな…』
姫凪がオレの頭を撫でる
「起きるくらい…出来るわバァカ…」
半身起こすだけでも
必死なクセに強がってみる