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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結


「ウッセ!今度買ってやっからァ!」

『ばーか、うそダヨ?
ココのお礼に今度は私がアイス奢るよ』

ニシシっと白い歯を見せる

「それじゃお礼終わんネェよ」

呆れたように言うと

『終わんないでいーじゃん?
終わらなきゃズット…』

姫凪の声がそこで止まる
顔を見ると何か赤くなって固まってる
淡い期待が頭をよぎる

「姫凪、続きは?」

『ズット美味しいモノ食べれるだろ!
あー!もー!次はアイスね!
じゃ!ご馳走様でした!』

早口で言い切って
食器を片付けて行ってしまった

コレは期待して良いヤツか?
あ…でもオレは姫凪に
ウソついてんだよなぁ…

如何にも好青年です!って
アピっといて
実はオンナ食い散らかしてました、とか
サイテーだろ。

でも希望は甘美だ。抗えない。

だからオレは真実を隠す

小さなウソがドンドン積み重なるのに
気付かないフリをしてしまった

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