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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結


今日は1限目休講だから
ユックリ支度して大学に向かってると
空色の自転車が横を通った

『靖友??』

私の声にその自転車は止まる 

「あ…姫凪…オハヨ」

なんか疲れた顔した靖友が振り返った

『どーしたん?どっか悪いのか?』

慌てて駆け寄ると

「な!なんでもねぇ!寝すぎただァけ!」

更に慌てたように取り乱す

『変な靖友〜!
そっちも1限目休講?一緒に行こうよ』 

靖友の隣に並ぶと自転車から降りて

「メシ…食った?
食ってないなら奢んよ?
昨日の唐揚げのお礼ー…」

とボソっと喋る声が聞こえた

『昨日のは私のお礼だったんだけど?』

「イヤなのォー!?」

高い頭が下がり
パチリと目が合う

『ぜーんぜん!行く!学食行こっか!』

そう言うと
"オゥ"と言って早足で先を歩く

イヤとか全然思わない。
むしろ嬉しかった 

なんだか昨日より更に愛おしく感じる
猫背な背中を追いかけた
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