第84章 嘘と涙の向こうの愛（荒北靖友）生誕記念　完結

さっさと帰って寂しく抜くか…
とか考えながら歩いてると

「アレー？荒北くんだよね？」

後ろから声をかけられた

振り向くとキレイ系の女。
どっかで見た事あるよーな
ないよーな…？

「ミヤくん主催の合コン以来だね！
元気だった？」

あ、そういえば結構前に1回会ってる
ってかヤッてる。

「アレ以来連絡取れないから
寂しかったよー？
ミヤくんに頼んでも
合コン連れてきてくれないしー」

オレの腕に絡みついて
上目遣いに見上げてくるオンナ

「ごめんネェ？オレまめじゃなくて」

「悪いとおもってるぅ？」

「ア？ハイハイ、おもってんよー？」

ウザくて適当に答えてると

「じゃ、今日泊めて！
荒北くんと仲良くしたいんだぁ！」

身体を押し当ててきた
ふわりと届く匂いで
モロヤリたいってのがわかる