夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第84章 嘘と涙の向こうの愛(荒北靖友)生誕記念 完結
でも、それを言えるわけなくて
「…だよな…良くねーよな。
そーゆー事は彼女とだよな」
と、調子よく話を合わした。
すると
『荒北もそう思う!?
やっぱり荒北っていーね!
そういう考えする人私好きだよ!』
なんて言って笑うので更に胸が疼く
咄嗟についた小さな嘘
嫌われたく無くて
カッコつけたくて
なんて
理由はそんなもんだったんだよ
騙そうとかそんなつもり微塵もなかった
でも無邪気に笑って
オレを褒める姫凪チャンを見てると
胸の疼きが酷くなるから
「そういえばさ、なんでオレの事
荒北って呼ぶわけ?
オレは姫凪チャンって
呼んでのによォ」
と話を変える
『え?じゃあ…荒北チャン?』
スッとぼけた解答に
飲んでたベプシが気管に入りむせ返る