第84章 嘘と涙の向こうの愛（荒北靖友）生誕記念　完結

『オマエらも〜無理強いすんな！』

姫凪チャンが
メガネのほっぺたを抓る

「なんや姫凪？
エライ荒北くんに肩入れしてるやん…
珍し…」

メガネの言葉に姫凪チャンが

『下手な勘繰りすんな！性悪メガネ！』

顔を真っ赤にして立ち上がって離れた

「あらあら…逃げられてもーた
しゃーない。王子様は
他のん当たるわな、邪魔したなー」

メガネが部室を出て行き
後に続く2人

その後に姫凪ちゃんが続く

おい！帰んのォ？！

『あ…荒北！巻き込んでゴメンな！
後で何か奢る！
チョットこいつらお仕置きしてくる！
じゃあね！』

姫凪チャンとバスケ部員達は
嵐の様に去って行った